フグの飼いかた|熱帯魚の通販 アクアナ[AquanA]は兵庫 伊丹、武庫川近くの熱帯魚店です!<関西・近畿>

フグの飼いかた

 眼がはっきりと見えているため、指先に反応してついてきたり、怒るとピンポン玉のごとく膨らんで身を守ったりと、とても見ていて楽しい習性を持つフグですが、水槽での飼育は特別で難しいイメージがあるようです。
 でもフグ自体は非常に丈夫で、海釣りをされる方は外道として掛かったフグの生命力をよくご存知かと思いますが、水槽内では餌をバラバラに食べ散らかした残り餌にカビが生えて雑菌がわいたり、残り餌が酸化して水質が悪化していることに気づかず飼育し続けていることで調子を崩しているだけ、という場合がほとんどです。
 ウロコを持たない種ですので、白点病やカラムナリスなど外からの菌に冒されやすい面がありますが、水を清潔に保ち菌の指数を減らすことでほとんどの場合は予防できます。
フグの飼いかた
入荷直後の無邪気なトパーズパッファー

具体的には、酸化や雑菌が繁殖する原因がなければ水は大幅に長持ちし、雑菌の指数も減りますので、雑菌の繁殖や酸化の元を断つための有効な方法を3つご紹介します。


1、しつける
まず、フグは餌をバラバラにしながら食べる種がほとんどですので、なるべく散らかさない食べ方を「しつけ」する事が重要です。
そういった食べ方は、満たされているのに餌を与える「過食」が原因ですので、ガラス越しに餌を見せて焦らしながら食い気をMAXまで煽ったり、時には餌を一日程ストップするなどメリハリをつけながら給餌するときれいに食べられるようになっていきます。
ただ、輸入後すぐなど痩せ気味の個体の場合は、まず1ヶ月ほどかけてしっかり太らせてから試してください。
フグの飼いかた
物陰から様子を伺うアカメフグ


2、掃除役を入れる
また、掃除役のタンクメイトを入れるのも有効です。ただ、気の荒いフグが多く、一度標的にすると一日中追い回すこともあり、歯がカミソリのように切れますのでコリドラスなどは不向きといえます。
当店では、かわいそうですが食べられる前提で「スジエビ」を投入しています。5センチ未満の若いフグは活餌のハンティングが下手なので何か月も同居できるときもあります。小さいときのフグは水替わりの変化に敏感で臆病な事が多いので、スジエビに食べカスを掃除してもらうことで水換えの頻度も減らせますので、結果水替えストレスの軽減にも貢献してくれています。
網で毎日残り餌などのカスを直接掃除するのもかなり有効です。ついでにフグが出したフンも取っておくと酸化と雑菌繁殖の元がなくなりますのでバクテリアの負担も減り、水が長持ちします。割と大きくてコロコロした糞を一日1〜2回するのですぐに分かると思います。
フグの飼いかた
残り餌回収率とコスパNO.1 餌としても;;


3、ワンサイズ大きめのフィルターを設置
網などではどうしても取りきれない細かいゴミが残りますので、後々の事を考えてもできる限りろ過能力の高いフィルターを使うことをおススメします。
これで水替えの頻度が軽減でき、取りきれなかったゴミの処理能力が上がりますので飼育者も楽になり、結果魚のストレスも軽減でき、長生きにも繋がります。
ベアタンクにするとお手入れは楽ですが、隠れるのが好きな種もいますので落ち着くように流木などの隠れ家を入れてあげるとよいでしょう。
フグの飼いかた
砂に潜るのが大好きなひょっとこミウルス君。

この3つの方法でフグは飼えたも同然です。あとは品種にあった環境をキープしてあげましょう。


水替えのタイミングは?
魚が底に着いてじっとしたり体色が黒ずんできたらすぐに行います。水槽のろ過能力や餌の量でそのタイミングは違いますが、一週間に一回、1/3程度の早めの水替えをしておくとおよそ安全に飼育できます。また、水替えしてから調子を崩すまでの日数を覚えておき、その数日前に定期的に水替えするのもひとつの手です。また水替え時はもちろん水替えができないときもPSBなどの生きたバクテリアを添加するのも大変有効です。



フグにまつわる素朴な疑問、質問 Q & A

Q. クリル(乾燥エビ)をなかなか食べないので、結局赤虫やメダカなどをあげています・・

A. フグは食い溜めができる魚ですので、よく太った個体なら3日くらいの絶食は問題ありません。しっかり食い気を煽ったのちピンセットなどで目の前に持っていくと大抵噛みに来て、一度その味をおぼえると水面に落としただけで食べに来るようになります。
元々痩せた個体などは、絶食は拒食症に陥ることがありますので購入を避けるのが一番ですが、もしそういった個体を飼うことになった場合は、2〜3ヶ月赤虫などで十分に太らせてから絶食をしてください。
ちなみにクリルは上半身(頭の部分)の方が嗜好性が高いです。



Q. 歯が伸びてくるみたいだけど・・・

A. フグは自然界では貝を噛み砕いて食べています。その為飼育下で赤虫などのやわらかい餌ばかり食べていると歯が伸びすぎてうまく餌が食べれなくなることがあります。
そうなってしまってからでは捕まえて歯を削ったりニッパーでカットしないといけなくなりますが、普段からマキガイなどの硬い貝を餌としてあげる事で歯切り時期を延ばす事はできます。また、当店の経験上ですが、過去にレイアウトで入れていた溶岩石に一生懸命噛み付いて自ら歯研ぎをしてるらしき個体(南米淡水フグ)がいました。絶対有効と言うわけではありませんが、噛み心地?もあるかと思いますのでいろんな種類の石を入れてみるのも一つの手段かもしれません。



Q. 先日、トパーズパッファーを1匹購入しました。(お客様からのご質問です)

現在、30cmのキューブ水槽に床面フィルター、大磯約3Lで濾過を行っています。昨年の12/25より水をまわして市販のバクテリアの元を投入し、先にスジエビを5匹調達して、12/28に貴店にてトパーズパファを購入し、投入しましたが今現在、アンモニアは検出されず亜硝酸がテトラのキットで計測したところ、真っ赤な結果になりましたので、あわてて1/3水替を本日しました。

生体自体は黒ずみもなく、いつも通り元気に泳ぎまわっているのですが、今後、どのような対処が有効でしょうか。餌喰いはトパーズ、スジエビ共問題ありません。またアンモニアが多く検出されたときはスジエビには赤虫を与えず、トパーズだけにピンセットでロスがないようあげています。スジエビにはヌマエビ用人工餌料を少々です。
よろしくお願いします。

A. トパーズの件ですが、対処と水槽の条件は完璧かと思います。
亜硝酸が出たようですが、水槽が若く、バクテリアの定着が少ない為に起こったと考えられますので、まず亜硝酸の原因となる魚のフンを今は極力減らすことが大事です。
一日一食、やせない程度に極少量の餌を与えて、バクテリアの添加を規定量より少量で大丈夫ですので毎日入れ続けることで、二週後には必ず亜硝酸は消えます。
水換えは、バクテリアの定着を促す為試薬が真っ赤になったり魚の動きが極端に落ちない限りは、極力控えます。また、生餌や冷凍餌は硝酸につながりやすい為、今は極力クリルでの飼育をオススメします。

あと、補助的に、ろ過能力を上げる方法として、スポンジフィルターを追加で入れると ろ過能力と立ち上がりがかなり早くなり、今後の管理も楽になるかと思います。

もし底面フィルターだけで飼育する場合は、砂利をあと最低1キロは追加してバクテリアの住処を増やすことで、亜硝酸も出にくく安定しやすくなります。また今後、半年先くらいになると、ろ過が効きすぎて今度は逆にPHが下がりがちになるのでサンゴ砂やカキガラ等を一握り程度入れておくとPHの急降下が抑えられますので安心です。



Q. 混泳はやっぱり無理?

A. やっぱり無理です。
が一般論ですが、当店でのこれまでの経験からは、同種間ならお腹さえ満たしていればそれほど争いあうことはないです。これは毎日必ず食べるだけの餌をあげることが条件となります。
また、同じフグでも他種にはすごく敵対するような感じがします。特に硬水で飼うアフリカ系の品種は特に噛み癖が酷い印象があります。







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