アピストの飼いかた|熱帯魚の通販 アクアナ[AquanA]は兵庫 伊丹、武庫川近くの熱帯魚店です!<関西・近畿>

アピストの飼いかた

子育てをする魚として知られており、成長過程での美しくなっていく発色、オスの求愛行動で夫婦となり、特にヒレを逆立てて卵と稚魚を必死に保護する繁殖飼育行動までの一連の流れはわが子の成長を見守るような感覚で、飼い主に大きな感動を与えてくれます。
本来の魅力を充分に味わうにはオスとメスのペアでの飼育がオススメです。

またほとんどが体長10センチ未満と小さいので、小型水槽で充分に飼育繁殖でき、また、砂をあまり掘り返すことが無いので水草や流木をたくさん植えて自然の水景を切り取ったような綺麗なレイアウトで楽しめるのも人気の秘訣です。

アピストの飼いかた
しっかりと成熟したオスの発色は見応えがあります




"生息地は南米に流れる各河川で、水質は弱酸性で軟水のこなれた水を好みます"

とは、アピストの入門書などに良く書かれているフレーズで、この言葉の響きから古くなった酸性水が丁度いいと思われがちですが、実は現地の水のTDSは非常に低く、古くなった水槽の弱酸水は高TDSのため雑菌が集まりやすく、エロモナスなどの菌に侵される危険性が非常に高くなります。
*TDS、詳しくはアクアリウムナビQ & A 中級編を参照

ここでは、初めてアピストを飼う方でも大丈夫な、当店で実際に行っている簡単で安全な飼育方法をご説明していきます。


必要なものは・・・

水槽  30センチ(Sサイズ)の10リットル前後の水槽で充分です。

ろ過  エアーポンプ式が静かでろ過能力も高い為オススメです。30センチ(約10リットル)の水槽ではスドーのブリーディングフィルターMもしくはテトラのビリーフィルターくらいでよいでしょう。

エアーポンプ 日動のノンノイズならS-100くらいがちょうど良い容量です。

底砂  ソイルが最適です。敷くだけで弱酸性の軟水を作ります。30センチの水槽で1キロ、水草を植える場合は2キロ以上が目安です。

ヒーター  最低50W、100Wくらいあると余裕があり安心です。病気の対処や産卵を促すためには水温を変えれるタイプの方が後々有利です。


お魚の尾数は水10リットルに対して1ペアが目安です。これは魚の大きさやフィルターの能力によって前後します。



あった方が良いものは・・・

バクテリア 魚の排泄物を食べる役目のバクテリアを直接入れることで、水槽の立ち上がりを早くし水を安定させ、あらゆるトラブルの予防にもなります。

水草 魚の隠れ場となり導入したての魚のストレス緩和に役立ちます。また水質浄化の能力もあり古くなったソイルの目詰まりや酸化も防いでくれます。

流木 木から出るタンニンなどが水を柔らかくし、アピストの好む軟水を作る水質調整剤のような効果もあります。もちろん隠れ場や産卵場にもなります。

産卵場 ケープスパウナーと呼ばれ、洞窟(ケープ)状の空間の天井部分などにメスとオスが逆さになって産卵しますので、半分に割った小さめのココナッツシェルや小さめの素焼きの植木鉢などを埋めるようにセットしておきます。オスメス共に成熟してからで良いでしょう。
アピストの飼いかた





水槽のセット
当店が行っている実際の水槽セットの手順をご説明します。


1、水槽にソイルを敷いて水を張る。
ソイルは土を焼き固めたものですので、その粒は指先で簡単につぶれます。潰れたソイルは濁りの原因になりますので、なるべく静かに水を入れていきます。
少々の濁りは沈殿して数時間で透明な澄んだ水になります。もし濁りが酷い場合はなるべく静かに一度水替えをしておきましょう。

2、フィルターをセットします。目詰まりの原因となりますので水が澄んでからフィルターを回しましょう。

3、ヒーターをセットします。水替え時に空焚きにならないようなるべく底に、また水温のムラが生じないようになるべく水が動いている場所にセットします。


以上で完了です。必要に応じて流木や水草をセットします。

*魚を入れる前に水だけを回す、いわゆる「空回し」はしても良いですが、その期間に入れるバクテリアは食べるものが無くて死滅してしまいますので、バクテリアは魚が入ってから入れましょう。

水替えについて

あくまで当店の場合ですが、一週間に一度、1リットルのカップ1杯分程度の水替えをしています。経験上1ペアなら大体このペースで問題ありません。
*もちろん餌の食べ残しや飼育状況によって大きく変わりますので、様子を見ながら状況に応じて水替えをしてください。




ワイルドとブリードの違いは?

ワイルドは自然に生まれて育った分、発色が綺麗な個体が多いようです。入荷時は地味な個体も成長に伴って大化けすることもよくあります。問題は餌の選り好みが酷く、痩せている個体が来たときには立ち上げに苦労することもあります。ブラインの扱いに慣れていてアピストの飼育経験が豊富な中〜上級者向けと言えるでしょう。
ブリード魚は水槽内で繁殖をした個体で、水槽の環境に慣れ物怖じすることもあまり無く、初日から餌を良く食べる子も珍しくなく初めてアピストを飼育する方にはうってつけです。海外でブリードされた、特にドイツで作られた成熟したアピストはワイルド個体よりも全然綺麗で見劣りすることの無い個体も多数存在し、作り手のプライドを感じます。
アピストの飼いかた




餌について

人工飼料で反応が良いのはキョーリンのミニキャットで、ブリード個体は大体食べます。食いが渋い場合は冷凍ブラインや冷凍赤虫を使い、ワイルドも大抵三日以内に食べ始めますが、それでも食いが渋く痩せそうな場合はブラインを沸かしてとりあえず体がしっかりしてくるまで与え続けます。
お店で一ヶ月以上飼っている個体はまず安心です。



導入する個体の選び方

一番大事なポイントで、よっぽど熟練した経験者で無い限り避けたほうが良い個体の特徴です。

+お腹ペッタンコで泳いでない、ヒレをたたんでいる。

+エラの動きが迅速

+ウロコが立っている

一番上は、来たばっかりの個体に多く、静かな環境でマメに世話をすることで立ち直せます。が、下の二つは病気の可能性が高いです。どれだけ安くても、何度も病気を治してきた経験でもない限り買わないほうが賢明です。

ほとんどのお店は魚を生かすことに重点を置いて飼っている場合がほとんどです。入荷してからどのくらい経っていて餌は何を食べているか、また今どんな状況か等詳細を確認できるお店で購入されると買ってからの事も想定できますので安心です。









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